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延長50回 世紀の死闘を制した中京が優勝!そして生まれた友情! [スポーツ]

右京です!

今日も「右京の触角」においでいただきありがとうございます。

さて、早速ですが、一昨日もこちらで取り上げさせていただきました第59回全国高校軟式野球選手権大会 準決勝。

もうみなさんご存知のように、ついに決着がつきました。

そして直後に行われた決勝戦でも新たなドラマが!

今や日本中で注目されているこの一戦、賛否両論あるようですが、私なりの視点で今回も書かせていただこうと思います。


8月28日に試合が開始された、第59回全国高校軟式野球選手権大会 準決勝。中京対崇徳。

もう誰もがご存知のように、延長15回を終わって決着がつかず翌日へとサスペンデット。

そのままなんと3日間決着がつかず、8月31日午前9時、延長46回から再開されました。

その日までに中京の松井投手は635球、崇徳の石岡投手は617球を投げていました。

常識では考えられない投球数です。

しかし、両投手とも4日目の試合でも続投を志願。決着をつけるべき両雄がマウンドに立ちました。

ともに3日間投げ続けたとは思えないほどの力投により、49回までは無得点に抑える好投、もちろんチーム一丸での守備力の結果でもあります。

均衡が崩れたのは50回

中京の2番・後藤が無死満塁から右翼線へ2点適時二塁打を放ち、さらに無死二、三塁から内野ゴロの間に1点を加え3点を先取。


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4日間の激闘の中で始めてスコアボードに得点が入りました。

そしてその裏、粘る崇徳打線を中京松井がまさに鬼気迫る投球で無失点に抑え、4日間、延長50回にわたる「世紀の死闘」を制しました。

ゲームセットの整列後、石岡投手は中京の松井投手に歩み寄り、「お前、やっぱりすごいなあ」と話しかけると、石岡投手の肩を抱いた松井投手は「絶対優勝するから。決勝はおれらに任せてくれ」と死闘を繰り広げたライバルに優勝を誓ったそうです。

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そして、同日、午後12時30分 三浦学苑との決勝戦に挑みます。

その決勝戦、中京側スタンドには、先ほどまで死闘を繰り広げていたユニホームを着たままの崇徳野球部の選手たちの姿が。

その中には石岡投手の姿も。

死闘を繰り広げたライバルたちに思いを託すように声の限りにお声援を送っていたそうです。

準決勝で50回、709球を投げきった中京の松井投手はベンチスタート。

しかし、四回1死二、三塁のピンチを迎えると先発の伊藤に代わって松井が5度目のマウンドへと。

このピンチを捕手のけん制、投ゴロで無失点で切り抜けたあとは、打線が援護。

六回には2死から小池が安打で出塁すると二盗などで三進し、暴投で先制点を挙げた。

さらに七回にも先頭・加藤、斉木の連続安打を犠打で送った1死二、三塁からランエンドヒットで追加点。

圧倒的に有利とみられていた三浦学苑を振り切り中京が優勝という劇的なクライマックスを迎えました。

サスペンデットゲームの限界、ひとりの投手に続投させることへの批判、まるで残酷ショー、など厳しい意見も出ている今回の大会。

確かに改善されるべき点あるでしょう。

運営サイドは今後のことを考え改善策を見つけていただく必要もあるとは思います。

しかし、グラウンドで戦っている選手たちの想い、情熱には全く関係ありません。

彼らのこのひたむきな情熱こそが私たちを感動させ、忘れていた何かを思い出させてくれるのだと思います。

彼らや監督を批判することだけはやめてほしい。

だれが何と言おうと、彼らの情熱は称賛に値すると私は思います。

中京、崇徳、両選手のみならず、圧倒的なアウエー状態だと思われる決勝戦を戦った三浦学苑の選手たちにも心から拍手を送りたいと思います。
そして、今までほとんど注目されることのなかった「軟式高校野球」がこれを機会にもっと認知されることを願っています

45回 サスペンデッド! 全国高校軟式野球選手権 中京―崇徳はまさに死闘 [スポーツ]

夏の高校野球といえば「甲子園」ですよね。

しかし、今年はこちらの高校野球も熱く燃えてます!

第59回全国高校軟式野球選手権大会準決勝 中京ー崇徳。

この試合は、28日に延長15回を戦い、0―0でサスペンデッドゲームに。
そして翌29日に16回から試合を再開したが、延長30回を終えても両チーム無得点のまま譲らず、またも0―0のまま2日続けてのサスペンデッドゲームとなっていました。

そして今日、午前11時2分、前代未聞の3日目、31回から試合再開。

前日まで30回を投げ抜いてきた中京の松井、崇徳の石岡の両右腕がこの日も最初から登板。


中京は31回に2死一、二塁、崇徳は32回に2死三塁としたが、いずれも後続が三振と、両チームランナーは出すもののともに踏ん張りホームを踏ませない。



そして、34回、崇徳の島川の左越え三塁打で無死三塁。絶好のチャンスを迎える。
しかし、1死後に高瀬が空振り三振。
飛び出した三塁走者がアウトになり、このチャンスを生かすことができない。
そのまま無得点に終わった。

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お返しとばかりに、38回、中京は2死二、三塁という言わば最後のチャンス。
しかし、後続が中飛に倒れスリーアウト。

その後もともに一歩も譲らず、ついに45回を終えて両チームとも得点を奪えず、3度目のサスペンデットという結果に!

この3日間で両投手の投球数は600球を超えてしまいました。

まさに死闘ですね。

選手たちの体調は大丈夫でしょうか。
とても心配です。

4度目の試合は、明日31日午前9時より、46回から再開。大会規定上54回までしか延長はされず、決着がつかない場合は抽選で決勝進出校を決めることになるそうです。

ここまで戦ってきて、抽選っていうのはあまりにも可愛そうな気がしますが、だからといって、それ以上試合をさせるのはもう無理でしょう。

もし勝敗がつかなければ、このまま引き分けで両校優勝でもいいような気もしますが。

あっ、そうか、まだ準決勝でしたね(^-^;

決勝戦は31日午後12時30分開始予定。
対戦相手は三浦学苑だそうです。

どちらが勝ちあがっても、これは絶対的に三浦学苑が有利でしょう。

しかし、勢いや流れというものがありますからね。

このまま押し切ってしまうかも。

いずれにしても、この準決勝、歴史に残る名勝負になりましたね。

硬式野球の甲子園ばかりが特別扱いされている感がある高校生のスポーツクラブですが、これを機に、他のスポーツ、文化部なども注目が集まることを祈っています。

死力を尽くしている両校の生徒たちに、心から拍手を送ります。

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